「暑中見舞い」を出すにあたって、プライベート(友人・知人)用とビジネス(会社・取引先)用、それぞれの書き方と例文、出す時期(送る時期)、用途と内容、書き方の流れ、それぞれのレイアウト、サンプル、見本などを分かりやすくご紹介しています。
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「暑中見舞い」は、梅雨明けの小暑(7月7日頃)~立秋(8月7~8日)頃までに出します。
「酷暑見舞い」は、一般に7月下旬~8月上旬(立秋辺り)までの「非常に暑い時期」に用いられます。
その時期(立秋)を過ぎたら「残暑見舞い」となります(8月8日~8月23日頃)。
暑中見舞いの書き方としては、あまり形式にとらわれずに季節感のある柄や色のはがきを用いて書くといいでしょう。
「拝啓」などの頭語は使用せず、「暑中お見舞い申し上げます」から書き始め、他の字よりやや大きめにすると格好がつきます。
暑中見舞いは暑さの見舞いであり、あまりくどくどした文章より、すっきりと涼しげなものとか、簡潔なものが好まれます。
知人や友人(友達)、子供宛てなら、絵手紙などの暑中見舞いも喜ばれます。
暑中見舞いの書き方として、特に決まった形式はありませんが、一般的には、以下の「STEP1~STEP5」の手順になります。
(一般的な決まり文句)
「暑中お見舞い申しあげます」
「酷暑お見舞い申し上げます」
「残暑お見舞い申し上げます」
(相手が目上の人の場合)
「暑中お伺い申し上げます」
「酷暑お伺い申し上げます」
「残暑お伺い申し上げます」
・私たち家族は、お陰さまで元気に過ごしております。
・おかげさまで私の方は暑さにも負けず、今年も家族でキャンプに行ってまいります。
・おかげさまで私のほうはつつがなく過ごしておりますので、ご休心くださいませ。
・先日は、お心のこもった暑中お見舞いをありがとうございました。
・平素より何かとお世話になっておりますこと大変感謝しております。
など。
送る日付
(文面に余白がなくなった場合などは省略可)
目上の人や上司宛てには、「見舞う」というのは、見舞う方が優位に立つことになり、失礼にあたるということで、「暑中お伺い申し上げます」や「残暑お伺い申し上げます」とするのが本来のマナーとされていました。
しかし、今では送る側も送られる側も、そのような事にこだわる人は少なく、実際にはほとんどの人が「暑中お見舞い申し上げます」としているようです。
マナー(礼儀・礼式)にこだわる人に宛てた場合には配慮が必要です。
(補足)
もし、送った相手が喪中だった場合でも、季節の挨拶状である暑中見舞いは問題ありません。
暑中見舞いを出す前にお中元が届いた時などは、そのお礼を書き添えても問題ありません。
また、お中元の贈り物をしなかったり、遅れて出す時には、「暑中見舞い」や「残暑見舞い」として贈り物をしても良いでしょう。
ビジネスでの会社や取引先に宛てた暑中見舞いの例文。
暑中お見舞い申し上げます
休業期間 八月十三日 ~ 十六日 (四日間)
今後とも一層の御愛顧のほどお願い申し上げます。 |
暑中お見舞い申し上げます
夏期休暇 : 八月十三日 ~ 十六日 四日間
平成〇〇年 盛夏 |
職場の上司や学校の先生など、目上の人へ宛てた暑中見舞いの例文・文例。
暑中お見舞い申し上げます |
暑中お見舞い申し上げます |
(暑中伺い)
暑中お伺い申し上げます |
知人、その他一般の方にに宛てた暑中見舞いの例文・文例。
暑中お見舞い申しあげます |
暑中お見舞い申しあげます 〒012-3456 ○○市○○町○ー○ー○ 藤 井 優 子 |
「暑中見舞いとお中元のお礼状を兼ねた場合」
暑中お見舞申し上げます。 お礼まで 石田和春 内 |
(内)は、女性のみ
参考ページ
お中元のお礼状の書き方と例文
「暑中伺い」
暑中お伺い申しあげます |
「酷暑見舞い」
(暑中見舞いをいただいた方への返礼)
酷暑お見舞い申しあげます |
友人(友達)に宛てた暑中見舞いの例文。
暑中お見舞い申し上げます |
暑中お見舞い申し上げます |
暑中お見舞い申し上げます |
暑中お見舞い申し上げます |
暑中お見舞い申し上げます |
残暑お見舞い申し上げます |
「残暑伺い」
残暑お伺い申し上げます |
「残暑見舞いとお中元のお礼状を兼ねた場合」
残暑お見舞い申し上げます |
※ 残暑見舞いのビジネス・会社・取引先/上司・恩師/知人・一般/友人・友達などの宛先別の内容は、「暑中見舞い」も参考にしてみて下さい。
※ 残暑見舞いのハガキ 一覧
「暑中見舞い」や「残暑見舞い」をいただいた方への返事(返礼・お礼)の例文は「残暑見舞い」になります。
残暑お見舞い申しあげます |
残暑お見舞い申し上げます |
残暑お見舞い申し上げます |
残暑お見舞い申し上げます |
残暑お見舞い申し上げます |
※ 関連記事
【美文字】「暑中お見舞い申し上げます」の書き方(楷書&行書)
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