お礼状を書く時、送る時のマナーとルール
プライベートやビジネス・仕事でのお礼の手紙(お礼状)を書く時(書き方)のマナーとルールを解説しています。また、お礼状を送る時のマナーとルールやお礼状を送るのにふさわしくない場合についても解説しています。

お礼状を書く時、送る時のマナーとルール

このページでは、プライベートやビジネス・仕事でのお礼の手紙(お礼状)を書く時(書き方)のマナーとルールを解説しています。
また、お礼状を送る時のマナーとルールやお礼状を送るのにふさわしくない場合についても解説しています。

 

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お礼状とは、相手から何かしらの贈り物を頂いたり、助けていただいたり、手伝っていただいたりした時などの、それに対する感謝の気持ちを手紙やハガキに込めて書き、相手に送る事をいいます。

 

お礼状は、生活の上でも大切なマナーのひとつでもあります。

 

お礼状の書き方を考える時に大切な事は、相手に対しての自分の感謝の気持ちや、ありがとうの気持ちを素直に、かつ、簡潔に書く事です。

 

お礼状の書き方ひとつで、相手に与える印象も違ってきます。

 

 

※ 参考ページ

お礼状の書き出しと封筒

お礼状の最初の挨拶(起首・頭語)は「拝啓」または「謹啓」

お礼状の書き出しの挨拶は「拝啓」「謹啓」などが一般的です。

 

拝啓=(一礼をして申し上げます・「相手に敬意を示す挨拶」)

 

謹啓=(つつしんで申し上げます・「特に丁重な場合に用いる挨拶」)

 

どちらでも良いでしょう。

 

 

お礼状の最後は「敬具」などで締めます。

 

※ 参考ページ

お礼状を入れる封筒は「白封筒」

お礼状を入れる封筒は「白い封筒」を使用するようにしましょう。

 

茶封筒は主にビジネス用途のため、お礼状などに用いるのは「白の封筒」がベスト。

お礼状の種類について

お礼状には様々な「お礼の種類」があります。

 

仕事(ビジネス)でのお礼状

同僚や会社関係者、取引先へのお礼状として、「祝賀パーティー参加者へのお礼状」や、「創業・開店・創立祝いのお礼状」、「昇進祝い、栄転祝いのお礼状」、「退職祝いや送別会、歓迎会などへのお礼状」、仕事関係者への「退院、快気祝い、入院見舞い、災害見舞いのお礼状」など。

 

友人、親戚、家族へのお礼状

「結婚祝いのお礼状」、「出産祝いのお礼状」、「入学祝い、卒業祝い、就職祝いのお礼状」、「誕生祝いのお礼状」や、「新築祝いのお礼状」、「お土産を頂いたお礼状」、「身元保証人のお礼状」など。

 

その他のお礼状

「会葬・お葬式の参列やお悔やみへのお礼状」、「旅先などでお世話になった方々へのお礼状」など。

 

 

 

お礼状は、その用途用途でパターンがいくつもあります。

 

お礼状の書き方としては、それぞれ自分の気持ちをつづるものですから、文例の基本を参考にしながら自分流にアレンジしてみましょう!

お礼状は即日投函する

お礼状のマナーは、「すぐに出す事」です。

 

相手の立場としては、お祝いを贈ったのに、何の返事も連絡もなければ、やはり、「届かなかったのかな?」とか、「何かあったのかな?」と心配になる場合もあるのです。

 

お礼状は、お祝いを頂いてから期間をあけずに出したほうが良いでしょう。

 

忘れた頃に礼状が届いても、「今頃になって・・・」などと思われてしまいます。

 

なので、お礼状のマナーは “出来るだけ早く送る” ことです。

 

 

お祝いを贈った側も、お礼状を送れ!と強制している訳ではありません。

 

「確かにお祝いの贈り物が届きました」という確認の意味を含めてお礼状を使ったお返事が望ましいと言う事なんですね。

 

 

お礼状は、『期間をあけずに即日書いて投函する』ことです。

お中元・お歳暮のお礼状について

よく頂いたり送ったりする代表的なものは、「お中元や、お歳暮に対するお礼状」ですね。

 

お中元、お歳暮はもともと、相手方を訪問し、直接お渡しするのが礼儀とされていたようですが、最近ではお店から直接配送するケースがほとんどです。

 

お中元、お歳暮を直送する場合には、品物が届く頃に手紙またはハガキであいさつ状(送り状)を出しておくと良いでしょう。
その際、いつ頃、何を送ったのかを書いておくと、荷物が届かないなどのトラブルが起こった場合に役立ちます。
また、相手方にも送られたお中元、お歳暮の確認がとれます。

 

※ 参考ページ

 

 

反対に、お中元、お歳暮をいただいた場合にも、無事に品物が届いた事と、お中元、お歳暮に対するお礼状を手紙やハガキで送りましょう。

 

品物が届いたらなるべく早くお礼状を送りましょう。

 

最近では、親しい方には電話やライン、メールなどで済ませる事もありますが、心のこもった手紙や葉書で、お中元やお歳暮のお礼状を書いてみてるのもいいものです。

 

※ 参考ページ

こんな場合はお礼状を送らない

何でもかんでもお礼状を送れば良い訳ではありませんよね。

 

【お礼状を送るのにふさわしくないもの】

  • 〔香典返し〕
  • 〔お詫び〕
  • 〔お見舞い返し〕

 

〔香典返し〕
香典返しにお礼状は不要です。
「二度とあってはならぬことにお礼状を出すのは失礼」という考えから、受け取る側ではお礼状は出しません。

 

〔お詫び〕・〔お見舞い返し〕
相手との関係によっては、届いたことを電話やハガキで伝えましょう。

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